10月19日(土)児童養護施設南野育成園との交流事業『芋掘り収穫と、自然とのふれあい体験』を実施しました。

10月19日(土)児童養護施設南野育成園との交流事業『芋掘り収穫と、自然とのふれあい体験』を実施しました。

 参加者は南野育成園から小学生18人、中高生8人、職員7人、当クラブ員11人、計44人が参加しました。
心配していた前日からの雨もやみ、邑久町での芋掘り。「でっけぇー、すげぇー」子供たちの歓声の中、大人たちも童心に帰り、1時間であっという間に掘り上げてしまいました。自然の恵みに、雨と、顔を見せ始めた太陽に感謝しました。
備前焼まつりの渋滞とかさなり約1時間かけて和気町の岡山県自然保護センターへ。 駐車場から各自お弁当を持ち、センター棟までの約1kmの道のりをまたまた時間をかけて歩きました。 国の特別天然記念物タンチョウの習性などの詳しい説明を、普段は立ち入ることもできない場所まで案内していただき、熱心に聞き入りました。まじかにタンチョウを観察できるのは、40数羽いる岡山県自然保護センターでしか体験できないことです。
昼食は秋の味覚いっぱいのお弁当。午後からは課外研修。自生する木の実・昆虫の話等、指導員が丁寧にわかりやすく説明。広場でのネイチャーゲームでは子供たちと大人が手を繋ぎ、目隠しをして、まわりの木々の肌に実際にさわってみて、感じてみる事などを体験。
「どうして秋には木の実が赤色になるんじゃろー?」「どうやってどんぐりの実は落ちてから増えていくんじゃろ?」子供たちの視線で終始問いかけてくれました。
昨今、身近な自然環境が損なわれ、身の周りの生き物たちが減少し、人の手をさしのべてやらなければ滅んでしまう生き物も少なくありません。自然との触れ合いの中で、自然との付きあい方を学び、様々な生き物たちとの共存の大切さを考えさせられた秋の一日でした。